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相撲・野球 あれこれ [スポーツ]


 結局、大相撲は足首のケガをおして土俵に上がった尊富士が、新入幕で優勝しました。かって、昭和35年初場所で、新入幕の大鵬は初日から11連勝し、12日目に小結・柏戸に敗れ、優勝は栃錦でした。大鵬は翌場所は負け越し、これが生涯、唯一の負け越しだそうです。尊富士は来場所はどんな活躍をするでしょうか?



 選抜高校野球は健大高崎が報徳学園を破り初優勝しました。群馬県勢としても選抜初優勝だそうです。ただ、夏は桐生第一高校と前橋育英高校が優勝しています。昔、親戚に報徳の投手がいて、夏の兵庫県大会の決勝で敗戦し、甲子園に出られなかったことがあり、残念でした。今大会はバットの低反発化の影響か、柵越えのホームランは2本だけでした。清原・桑田の時代、昭和59年の夏は47本も有りました。高校野球の戦い方が変化することでしょう。



 ドジャースの山本由伸投手が韓国でのデビュー戦で1回5失点KOだったので、オープン戦の出来も含め、メジャーでは通用しないのか? と心配していましたが、カージナルス戦では、5回を無失点に抑えたので胸を撫で下ろしました。カージナルスはわたしが小学生のころ、昭和33年に日本へ来たことがあります。ミュージアルという名選手がいたのを覚えています。稲尾、杉浦からもホームランを打ったそうです。



 ところでドジャース(Dodgers)ってどういう意味だろうと調べてみると、dodgeする人たち・・・ドッジ・ボールのドッジで、避ける、身をかわす人たちのことで、tax dodger は脱税者です。かってドジャースの本拠地だったブルックリンはトロリー・バスが多く、街の人がひょいひょいとバスを避けるので、dodger といわれたのに因んだそうです。大谷翔平君も上手に災難を避けてほしいものです。




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優勝できるかな? [スポーツ]


 夕方5時ごろから、大相撲をテレビ観戦しています。ちょうど関脇の取組が始まるあたりからです。「荒れる春場所」といわれるように、今年も横綱、大関が毎日のように敗れ、また横綱・照ノ富士は休場しました。先場所は休場明けだったのですが、琴ノ若戦を見ると、まだ関脇、大関とは力の差があると思ったのですが、膝、腰の故障では相撲になりません。



 毎年、この時期に大阪で集会があり、出かけると難波駅のあたりでよくお相撲さんを見かけましたが、見知った顔の関取は居なかったようです。昔、東京駅の改札口で、小錦と出会いましたが、立派なお腹で、改札を横歩きで通っていました。昔に比べて最近のお相撲さんは、身長は5cmほど、体重は 30kgほど増えたようです。破壊力=体重xスピード、ということなのでしょう。



 照ノ富士のほかに飛び抜けて強い力士は見当たらないので、また横綱不在が続くのでしょう。大関に昇進しても陥落する力士が多く、入幕すぐの力士が活躍したり、実力伯仲で、場所ごとに調子の良い力士が優勝するという乱戦になるのでしょう。栃・若、柏・鵬、北の湖、千代の富士といった大横綱が土俵を締めていた頃とは大相撲も対戦の仕方が変化したようです。高校野球が木製バットから金属バットに変わって大味になったのと似ている気がします。



 そういえば選抜野球も始まりましたが、和歌山県からは田辺高校(21世紀枠)と耐久高校が選ばれています。共に県立で部員は18、9人で、とても勝ち抜ける気がしません。対戦相手は田辺が石川県の星稜高校で、松井秀喜の出身校で、昨年の明治神宮野球大会の優勝校、1979年夏の甲子園で和歌山・箕島高校との伝説の熱戦でも有名です。田辺は大敗するかと思っていましたが、4-2と善戦したので感心しました。耐久は千葉県・中央学院ですが、どうなるでしょう?



 甲子園へは田辺高校は29年ぶり、耐久高校は創部119年で初出場です。耐久高校は醤油発祥地の湯浅にありますが、箕島高校のある有田の隣町なので、野球では長年、箕島に生徒が集まったのでしょう。



 高校野球では昭和28年(1953)、淡路島の洲本高校が初出場で中京、浪商などの強豪校を撃破して優勝しましたが、大相撲で今場所、新入幕の尊富士が 10連勝中ですが、はたして優勝できるでしょうか?


#「横綱になれるか?」https://otomoji-14.blog.ss-blog.jp/2022-01-27


 

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今年の日本シリーズ [スポーツ]

 

 今年のプロ野球はクライマックス・シリーズ(CS)から日本シリーズにかけては、持病のため入院していましたので、病院での夜の楽しみとなりました。CSは順当にタイガースとバファローズが勝ち、待望の関西決戦となりました。両チームとも監督が変わったとたんに強くなり、監督の力が再認識されました。



 まず第1戦で山本由伸がノック・アウトされたのにはびっくりしました。岡田監督がどんな秘策を選手に授けたのか、投げる球種があらかじめ分かったのか? それにしては第6戦でのタイガース14三振も不思議です。単に山本由伸の出来不出来だけのことだったのでしょうか?



 バファローズに比べタイガースは機動力で勝っていました。特に1番、2番が出塁すると、何か仕掛けてこないかと警戒させられます。敵ながらMVPになった近本光司選手の活躍は見事でした。彼はわたしと同郷の淡路島出身です。また今やタイガースのエースとなった村上頌樹投手も同郷です。



 タイガースで淡路島出身といえば、古くは吉田、三宅と組んだ二塁手・鎌田実選手です。どういう訳か子供のころ、淡路島では南海ホークスのファンが多かった気がします。巨人ファンだったわたしは、ホークス・ファンから巨人は別所を取ったとか、長嶋は南海を裏切って巨人へ行ったなどと聞かされ続けました。



 第6戦からは退院して自宅のテレビで観戦しましたが、山本由伸の完投勝利を見て、これはもうバファローズが明日も勝つだろうと思いました。第7戦、今まで投げていなかったタイガース・青柳投手が好投し、タイガースを勝利に導きました。なぜ有るか無いか分からない第7戦まで青柳投手を残しておいたのか不思議です。



 今回の日本シリーズはどちらが勝ってもおかしく無い戦いでした。強いて言えばタイガース岡田監督の采配がバファローズを翻弄したのが勝敗を分けたように思います。それにしても伝統あるタイガースが今まで6回リーグ優勝しているのに、1回しか日本一になっていなかったとは驚きました。ファンが熱狂するのは無理もありません。しばらくはタイガースの時代が続くかもしれません。バファローズは今年は吉田正尚がぬけ、来年は山本由伸もいなくなるので、来シーズンは苦戦しそうです。


#「日本シリーズの出来事」https://otomoji-14.blog.ss-blog.jp/2022-10-19

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野球あれこれ [スポーツ]


 今年のプロ野球も交流戦はベイスターズの得失点差による優勝となり、一段落しましが、またリーグ内での戦いが再開しました。去年、最若年で三冠王になったスワローズの村上宗隆選手は春から本調子でないようですが、そろそろ本塁打を量産しだすでしょうか? 彼は高校時代、東の清宮、西の村上と並び称されていましたが、北の清宮幸太郎も活躍してほしいものです。



 一方、バファローズの頓宮裕真選手の打撃が光っています。現在、パ・リーグには打撃十傑に3割打者は頓宮選手一人だけで、しかも突出した打率です。なにか打撃に開眼したのかと思わせます。村上といい頓宮といい打撃は天性のものがあるとしても、何かちょっとしたことで変わるのでしょう。


 知りませんでしたが、頓宮選手の実家は岡山県備前市で、なんと日本を代表する投手・山本由伸の実家の隣りなのだそうです。頓宮選手が2歳上ですが、子供の頃から一緒に遊び、同じ少年野球チームに属し、頓宮は捕手、山本は三塁手だったそうです。両家の父親はともにチームのコーチでした。



 山本投手は宮崎県の都城高校からバファローズにドラフト4位で入団し、2年後に頓宮選手が亜細亜大学から同じくバファローズに入っています。山本は”お隣さん”が同じチームにやってきてびっくりしたそうです。今やバファローズの投打の大黒柱です。



 このあいだ読んだ片山杜秀『11人の考える日本人』(文春新書)で著者は、哲学者・西田幾多郎の 「経験するというのは事実そのままに知るの意である」 という言葉を説明して、 <優れたバッターが打席に立ち、ボールをバットに当てる、まさにその時には、さまざまな分析ではなく、それまでの経験に即した瞬間的な動きしかないはずです。それが西田のいう「純粋経験」です。> と書いていました。なにか長嶋茂雄の「スゥーときたボールをパッと打つだけ」という打撃理論に通じるものがあるようです。


#「プロ野球の楽しみ」https://otomoji-14.blog.ss-blog.jp/2021-06-04



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日本シリーズの出来事 [スポーツ]

 プロ野球の日本シリーズが始まりましたが、スワローズのホームラン攻勢にバファローズは守勢のようです。しかし、短期決戦は意外な事で風向きが変わったりします。過去にはいろいろありました。


 思い出すのは、南海ホークス・巨人戦での9回裏、ホークスの一塁手、寺田の落球です。いつのことだったのかと調べてみると、昭和36年(1961)10月29日の後楽園球場でした。凡フライで、あぁ試合終了と思ったのですが、ポトリと玉が落ちたのです。


 打者はわたしの大好きだった藤尾で、投手はスタンカだったそうです。その後、長嶋が内野安打、エンディ宮本がヒットを打って、逆転サヨナラになりました。結局、巨人が4勝2敗で勝ちました。わたしは中学1年生だったことになります。テレビで見た落球の映像が、60年以上経っても脳裏に蘇ります。


 また、1989年の日本シリーズ、近鉄バファローズ対巨人では、バファローズが3連勝した10月24日、東京ドームで勝利投手の加藤が「巨人はパ・リーグ最下位のロッテより弱い」と言ったということで、巨人ナインとファンの怒りを買い、その後、バファローズは3連敗しました。


 そして、第7戦は再度、加藤が登板したのですが、駒田にホームランを打たれるなどして、バファローズは敗北し、初の日本一を逃しました。加藤投手の河内の球団らしいヤンチャな口ぶりが記憶に残っています。


 何があるか分からない。人によって、印象に残る日本シリーズの出来事はさまざまでしょうが、何と言っても、ひいきチームの活躍が一番でしょう。わたしは子供の頃からの巨人ファンでしたが、意外なことから7年前にバファローズに変わりました。それにしても、2年連続最下位だったチームどうしが、2年連続、日本シリーズを戦っているのは不思議な気がします。


 ひいきは別として、子供心に、すごい選手として思い出すのは、南海ホークスの杉浦忠投手です。巨人相手の日本シリーズに杉浦は4連投して、巨人に4連勝しました。杉浦はその年、入団2年目で、38勝4負というトンデモナイ成績でした。昭和34年のことで、私は小学5年生で野球部に属していました。杉浦の細身でメガネをかけたサイドスローの投球フォームが目に焼きついています。


 今年の日本シリーズにはどんなドラマが待っているのでしょう? 両チームの秘術を尽くした熱戦を期待し、ハラハラしながら楽しんでいます。


#「プロ野球の楽しみhttps://otomoji-14.blog.ss-blog.jp/2021-06-04

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異能な人たち [スポーツ]

 外に出る  と風が爽やかで、秋だなと実感されます。この二年半ほど、ほとんど人混みには出かけず、週に1〜2度、川の堤とか、お城の周囲を散歩するだけで、あとは本を読んだり音楽を聴いたりするだけの、気ままな生活を送っています。 


 テレビも見たいと思う番組が少なく、夜はネットでプロ野球を見たりしています。バファローズは今年はお疲れ休みかと思っていましたが、終盤になって、にわかに浮上し、優勝を争うまでになっています。前半戦調子の良かったチームも、1年を通してみれば、それなりの成績に落ち着くようです。誰だったか解説者が言っていましたが、5勝4負でシーズンを通せば優勝でき、4勝5負なら最下位になるとのことでした。確かに勝率は5割5分6厘と4割4分4厘となるので、その程度の順位差が生まれそうです。


 今年はスワローズの村上宗隆選手とマリーンズの佐々木朗希投手が一番の話題でしょうが、大谷翔平選手や将棋の藤井聡太五冠、9歳の囲碁プロ棋士・藤田怜央さんといい、どこの世界でも天才的な人が現れるものです。


 昨日からメンデルスゾーンの弦楽四重奏曲を聴いていましたが、いい曲だなと思って解説を読んでみると、なんと 18歳時の作曲でした。そういえば彼の「真夏の夜の夢」序曲は 17歳の作でした。モーツァルトをはじめ音楽の世界でも、若くして才能の開花する人たちがいます。


 大相撲では最高齢優勝の玉鷲が話題ですが、音楽ではブルックナーが晩成です。彼の交響曲が一般に評価されたのは 50歳になってからのようです。ブルックナーは長年、教会のオルガニストとして働いてきたせいか、音の響きが深々として、聴いていると音に浸っているような気持ちになります。これは年の功ともいうべきものかも知れません。早熟とはまた違った晩成もまた天賦の才なのでしょう。


「たかが野球、されど5人」https://otomoji-14.blog.ss-blog.jp/2019-07-22




(第3楽章)

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患者さんはつらいよ [スポーツ]

 今季のプロ野球・バファローズは、佐々木朗希に28年ぶりの完全試合を達成され、主力選手の宗、福田、杉本、安達そして吉田正尚までもが新型コロナに感染し、ついに7連敗と散々な目に遭っています。去年、優勝したから今年は「お疲れ休み」でいいかと、もう半ば諦め気分です。


 28年前の槙原寛己の完全試合の時は、最後のバッターのサード・フライを長嶋一茂が落球しないかハラハラとしながらテレビ観戦したのを憶えています。その槙原も 1985年にはバース、掛布、岡田に甲子園バックスクリーン3連発をくらって唖然としていた姿も目に残っています。人には良い時も悪い時もあるようです。


 そんな訳でも無いでしょうが、わたしも数年前から経過観察していた部位を、一泊入院で検査しようということになって、検査を受けましたが、退院後になって検査部位から出血しはじめ、連休中の救急外来を受診し、処置を受け十日間ほどの自宅療養を余儀なくされました。


 お医者さんは気軽に十日間と言いますが、苦痛を強いられる患者さんは大変です。医者の言う「念のための検査」というのにも落とし穴があります。


 不振を続ける昨年のホームラン王・杉本裕太郎はコロナの自宅療養を終えて、復活するでしょうか。明日はまた佐々木朗希との対戦のようです。わたしも自宅療養あけで試合を楽しみにしています。


#「プロ野球の楽しみ」https://otomoji-14.blog.ss-blog.jp/2021-06-04

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横綱になれるか? [スポーツ]

 大相撲の御嶽海が大関に昇進して、長野県出身の大関は江戸時代の雷電為右衛門(1767-1825)以来だと話題になっています。そんなに長野県には強い相撲取りが居なかったのかと驚きましたが、さて自分の出身地から大関・横綱が出たことがあるのかどうかは不明です。


 雷電は 16年間にわたって大関を保ち、生涯で 10回しか負けなかったという最強力士でしたが、なぜか横綱にはなっていません。


 宮本徳蔵『力士漂泊』(講談社文芸文庫)を見てみると、当時、相撲取りはほとんどが大名のお抱えで、谷風(横綱)は仙台・伊達、小野川(横綱)は久留米・有馬、横綱授与権を持つ吉田司家は熊本・細川の家臣で、それぞれ外様大名だったのに対し、雷電は譜代大名の松江・松平のお抱えだったので、外様諸藩が雷電の横綱昇進を妨害したと記しています。外様は老中にも若年寄にもなれない鬱屈を相撲で晴らしたとのことです。


 それでは長野県出身の有名なプロ野球選手はいるのかと考えてみても、思い浮かびません。隣県の山梨県なら堀内恒夫、愛知県ならイチロー、とすぐに思い当たります。


 誰かいるかと調べてみると、なつかしい名前がありました。松本深志高校出身の土屋正孝。わたしがプロ野球に興味を持ち始めた昭和 30年代の巨人の二塁手です。当時の巨人の内野陣は一塁・川上哲治、二塁・土屋正孝、三塁・長嶋茂雄、遊撃・広岡達朗でした。ただこの中では土屋は最も地味な選手だったかも知れません。


 雷電以来の大関・御嶽海は雷電を超えて横綱になれるか? 長野県人にとっては200年来の懸案かもしれません。



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郷土の力士 [スポーツ]

 大相撲九州場所は相変わらず照ノ富士の強さが目立ちます。兵庫県出身の大関・貴景勝も今場所は調子が良さそうです。大相撲では取り組みの前に、必ず出身地が紹介されます。それだけ郷土の代表という意識が強いのでしょう。


 わたしが小学生の昭和 30年代には、鳴門海と成山という郷土・淡路島出身の幕内力士がいて、応援していました。鳴門海は脇を締めた独特の立会いが特徴で、よく真似をして遊んでいました。当時の横綱・鏡里から金星を挙げていました。成山は小結まで昇進しました。


 その後、栃錦、若乃花の時代となり、貸本漫画で「若乃花物語」を熱心に読んだ記憶があります。安念山、吊りの若秩父、内掛けの琴ケ濱、吉葉山といった名前が思い出されます。相撲はこどもたちの日常の遊びになっていました。


 どういう訳か、痩せっぽちのわたしが学内の相撲大会でクラス代表の一人になったことがあります。まわしを締め土俵に上がりました。低く立って、前まわしを取って頭をつける作戦でしたが、たった瞬間、はたき込まれて一瞬の内に負けました。


 中学のころは、大鵬、柏戸の柏鵬時代で、大鵬は「巨人・大鵬・卵焼き」と子供の好きなものの一つに挙げられていました。祖母は大の大鵬ファンでしたが、わたしは痩身の柏戸びいきでした。


 大学生のころ読んだ北杜夫『楡家の人々』には体の大きさを恥じる蔵王山という力士が出てきました。実際にも北杜夫の祖父・斎藤紀一は自分の郷里・山形県で最も頭のいい男と最も体のいい男を養子にするとして、のちの歌人・斎藤茂吉を養子にし、大相撲力士・出羽ケ嶽の面倒をみたそうです。小説を読んで「相撲取り」というもののせつなさにうたれた記憶があります。


 現在の西前頭11枚目・照強は阪神淡路大震災の日に淡路島で生まれたそうです。揺れる大地に四股を踏んで地霊を鎮めてほしいものです。


 宮本徳蔵『力士漂泊 相撲のアルケオロジー』(講談社文芸文庫)には < チカラビトはいつ、どこで生まれたか。/ 草原と砂漠のまじりつつ果てもなくつらなるアジアの北辺、現在の地図でいえばモンゴル共和国のしめているところだったであろう。> と書いています。発祥の地出身の白鵬や照ノ富士が強いのは当然のようです。しばらくは夕方になると、郷土のチカラビトの活躍を応援することにしましょう。




力士漂泊 相撲のアルケオロジー (講談社文芸文庫)

力士漂泊 相撲のアルケオロジー (講談社文芸文庫)

  • 作者: 宮本 徳蔵
  • 出版社: 講談社
  • 発売日: 2009/07/10
  • メディア: 文庫

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おどろくバファローズ [スポーツ]

  今年のプロ野球は、この時期になっても両リーグとも優勝チームが決まらないという混戦で、ファンにとっては楽しくも気のもめる日々です。7年前からバファローズを応援するようになって、今年初めて上位争いに加われたのは望外の喜びです。


バファローズはシーズン最終戦を山本由伸投手の完封で勝利し、1位で終了しました。ただ優勝できるかどうかは、あと3試合残っている2位のマリーンズの結果次第です。マリーンズが2勝1分け以上であればマリーンズ、1敗すればバファローズの優勝という接戦です。


 2年連続最下位であったバファローズが、こんな位置にいるとは不思議ですが、首位打者の吉田正尚、ホームラン王の杉本裕太郎、最多勝利の山本由伸を擁していることから考えれば、至極当然とも思えます。


 1番・福田周平、2番・宗佑磨がともに打率2割7分台と安定し、得点力向上につながりました。19歳の遊撃手・紅林も攻守に目立っていました。ベテランの T-岡田、安達も時々、びっくりするような働きをしました。


IMG_2033.jpeg  数年前に2度、バファローズのファーム・チームが、近くの球場でカープと試合をしたので観戦しました。当時、ファームで真っ黒になって戦っていた選手が、いま一軍の主力選手になっています。もしかすると今の中嶋聡監督も、当時は2軍監督で指揮をとっていたのかも知れません。今年はコロナ感染で球場には行けませんでしたが、来年はぜひ大阪ドームで選手たちの溌剌としたプレイを見たいと思っています。


#「プロ野球の楽しみ」https://otomoji-14.blog.ss-blog.jp/2021-06-04

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