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キューバのこと [音楽]

 アメリカとキューバが国交回復にうごいたり、日本の安倍さんがハバナを訪れたりしていると思ったら、フィデル・カストロが他界しました。すべており込み済みだったのでしょう。

 もう十五年程まえ、キューバ音楽に魅了され、しばらく中南米の音楽を漁ったことがあります。『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』のコンパイ・セグンドやオマーラ・ポルトゥオンドの声やリズムが耳に残っています。

 かって FMラジオで竹村淳というひとの案内する中南米音楽の番組がありました。通勤時間帯だったので車を運転しながら楽しみました。アフリカとヨーロッパとモンゴロイドが出会った場所だけに、多様な音楽が聴かれます。どこの国でも、それぞれ国を代表するような歌手がいます。

 キューバ革命のときは小学5年生で記憶にありません。キューバ危機は中学2年生で、ぼんやりと憶えている程度です。はっきりしているのはケネディ暗殺事件のことで中学3年生でした。その頃からやっとアタマがつながり始めたのかも知れません。「風に吹かれて」が出た年でもあります。

 #「音楽のことなど」https://otomoji-14.blog.ss-blog.jp/2014-08-21



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高瀬舟の町 [徘徊/旅行]

 先週末は用事で、岡山県の真庭市にでかけてきました。落合というところですが、旭川に備中川がおちあう場所です。わたしの父祖の地ですが、訪れるのは四回目位です。こどものころは親に連れられて、姫路から姫新線の汽車に乗って行きましたが、現在では姫新線は一本にはつながっていません。

 岡山まで新幹線で行って、津山線で津山にゆき、姫新線に乗り換えてと考えましたが、とても時間がかかります。大阪から津山まで、高速バスという方法もありますが、そこから先がつながりません。

 落合という地名のとおり、明治時代までは旭川の水運の利便性でもっていた町だったのでしょう、落合羊羹「高瀬舟」がお土産になっています。いまは中国道が町を横切っています。やっぱり車で行くしかないかと、家内と通過する高速道路の手順を調べ、シュミレーションどおりに行ってきました。なだらかな中国山地は黄葉の盛りでした。

 たしか、小説家の内田百閒は岡山の旭川のほとりで育ったと何かで読んだ覚えがあります。わたしの父親は明治43年生まれですが、その頃はまだ、高瀬舟が岡山とのあいだをつないでいたのでしょうか。羊羹を食べながら、父親の生涯を想像します。


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わが身ひとつ [読書]

 今日は少し大きめの月が出ています。四月と比べると1.3 倍の面積だそうです。昭和23年以来 68年ぶりの大きさだそうです。わたしが生まれた年と一緒か・・と見上げます。

 こどものころは、満月の夜は影ふみができるほど明るかった記憶があります。あぜ道を歩くのにも懐中電灯は不要でした。そのかわり「月夜ばっかりじゃないぞ」という脅しことばのように、闇夜では道も歩けません。使いに行かされて、帰り道、走ってかえっていて、道に寝ていた(?)ひとに蹴つまずいたことがありました。いまでもその驚愕とつま先の感覚が残っています。暗いところは怖いところでした。

 平野芳英『古代出雲を歩く』という岩波新書が出ていたので読んでみました。歴史のほの暗い路地を案内されるような本でした。磐座がいろんな場所にみられたり、弥生時代の銅剣が 358本、整然と並べて埋められていた荒神谷や加茂・岩倉遺跡など、そのうちに出かけてみようかと気持ちが動かされます。

 月見れば千々に物こそかなしけれ・・・という百人一首が思い出されます。




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何かがきっと待っている [雑感]

 ドン・ガバチョといえば藤村有弘の声で思い出す「ひょっこりひょうたん島」の大統領ですが、フィリピンのドゥテルテさんはレイテ島の生まれだそうです。過激な発言や行動が話題になっていますが、案外、世界の枠組みにとらわれない現実的な人なのかもしれません。

 朴槿恵大統領が連日、話題になっていますが、ロシアの怪僧ラスプーチンまで出てくるなど、韓国のひとたちの過剰とも見える表現に驚かされます。

 そういえばプーチン大統領が来日します。経済と領土にどんな現実的な落としどころをみいだすのでしょうか。これも枠組みの改変につながる可能性があります。

 今日はアメリカ大統領選挙の日です。どんな結果になるのでしょう ?  いずれにしろ、地球のプレートのように、いろんな場所でひずみが溜まっているようです。上手に無駄なエネルギーが解放できるよう、現実的な体制の組み替えが必要になっているのかもしれません。

 ひょうたん島はどこへ行く
 僕らをのせてどこへ行く

#「平成の壁と崩壊」https://otomoji-14.blog.ss-blog.jp/2019-04-03
 

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