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音楽療法として [音楽]


 近々、75歳になるのですが、なんとなく年寄りになってしまったと気分が落ち込んできます。気晴らしになる若々しい曲はないかと頭を巡らし、思いついたのはショパンのピアノ協奏曲でした。久しぶり、聴くのは20年ぶりくらいかもしれません。



 ピアノ協奏曲はショパンが 20歳頃の作曲で、まだポーランドに居たころの曲です。さすがに情感が初々しく、こちらも若返った気になりました。音楽には気分を変える効果があるのを実感しました。音楽療法です。



 気が軽くなって、次に取り出したのは、ビートルズの「1」というコンピレーション・アルバムでした。「We can work it out」が聴こえてきた頃には、20歳と同じ感覚になっていました。[るんるん]Life is very short,and there's no time・・・[るんるん] 



 あの頃は 75歳の自分の姿は想像できませんでした。今になって思うのは、確かに外見は著しく変化していても、案外、中身はそんなに変わったような気はしません。家内に尋ねてみると、おなじような気持ちだと言うので、みんなそんな風に思って生きているのかもしれません。ひょっとするとこれは誰もが陥る大きな”思い違い”なのか? 変わらないと感じることで自己同一性を保っているのか? とも思いますが、ここまで来ればあるがままに、Let it be で生きてゆく他ないでしょう。








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