アンパンとサイダー [食物]
猛暑のなか台風が日本列島に向かっています。大雨、日照り、台風と自然の猛威が続いています。このまま環境が激変すれば、将来的には住む場所を求めて、人々が流動しだすかもしれません。
昨日は手術の説明があり、こんなことがあるかもしれない、あんなこともあるかもしれないと、坦々とお決まりの話があり、同意書に署名しました。
先日の入院案内の時には、突然「今日は何日ですか?」、「ここはどこですか?」、「100ー7を順番に言ってください」などと認知機能テストをしてくれました。そばにいた家内は「これは練習しておこう」と半ば真剣につぶやいていました。
夜になって、家内が樋口一葉『たけくらべ』を読んでいるのを聞いていると、文章の中に「餡ぱん」が出てきて、驚きました。明治28年の作なので、その頃の子供はもうアンパンを食べていたらしい。
わたしの母方の祖母は明治24年生まれですが、神戸、大阪などに出かけたおりには、孫たちへのみやげに、菓子パンをたくさん買ってきてくれました。もしかしたら祖母も子供の頃の「餡ぱん」が忘れられなかったのかもしれません。
父は明治43年生まれですが、子供のころ「サイダー」が飲みたかったからと、いつの頃からか夏になると冷蔵庫にサイダーをきらしませんでした。
知らないあいだに、ひとは何かにとらわれて生きているのでしょう。
目の手術が成功し、視界良好になることを祈りますm(__)m
by middrinn (2018-07-28 12:15)
ありがとうございます。年を重ねると、いろんな不具合が起こってきます。慣れ親しんでゆくほかないですかね。
by 爛漫亭 (2018-07-28 14:02)