夏に向けて [雑感]
明日は夏至だそうです。梅雨にはいっても雨が降りません。そろそろ、また豪雨がやってくるのかも知れません。最近はしとしとと降る雨は少ないようです。
「A Midsummer Night's Dream」はシェイクスピアの戯曲ですが、メンデルスゾーンは 17歳で「真夏の夜の夢 序曲」を作曲しています。おとぎ話の世界に入っていくような魅力的な曲です。音楽界の神童の一人です。
夏至祭というのが北欧ではあるようです。緯度の高い国では昼間の長い喜ばしい時節なのでしょう。前日に摘んだ薬草は効き目が良いそうです。
関西ではこれから半夏生にかけてタコを食べる風習があるようです。暑くなるにつれて・・・ハモやウナギなどのゲテモノを食べて夏をのりきる気分になります。
そういえば日本でも半夏という薬草がありました。サトイモ科のカラスビシャクの球茎で、ヒゲ根をぬくとへそのような窪みがあるので「へそ栗」という別名があるそうです。カラスビシャクは雑草なので、農家の嫁が掘り集めて、薬屋へ持って行って換金する。一説に「へそくり」の語源だそうです(新潮選書 新見正則『西洋医がすすめる漢方』)。へそくりの語源は種々あるようですが・・・。
「西洋医がすすめる漢方」買って読んでみました。ほんとに変なところを覚えているものですね、
by chonki (2017-07-13 22:03)
ニイニイゼミの幼虫にはセミタケという菌がとりつき、冬虫夏草のようになるそうですね。見たことはありませんが・・・。
by 爛漫亭 (2017-07-17 20:10)