平成の歳末 [雑感]
「冷たい」の語源は「ツメが痛い」だそうですが、朝、仕事を始める前に、手を温めなければならない時節になりました。指をしもやけで腫らした人に、どんな仕事か聞いてみると、早朝、鶏卵を素手で集めているとのことでした。細心の注意が必要な時は、やはり素手がやり易いのでしょう。
橋が表裏両面から冷えて凍るように、耳もよく凍傷になります。それでも、小学生の頃を思い出すと、しもやけになりやすい人とそうでもない人がいるようです。最近はアカギレというのはあまり見かけません。こどものころ、よく踵が切れて黒い膏薬を火で温めて貼ったものです。
今年もあと少しになりましたが、いろいろ、解決しなければならない事柄が、誰にもあるようで、歳末のせわしなさにせき立てられます。まだ、来年のことを考える余裕はありません。
気になっていた片山杜秀の本が2冊、本屋の新書棚に並んでいました。そのうちの『平成精神史』(幻冬舎新書)というのを買ってきました。「平成」はわたしの40から70歳という仕事に熱中した時代と重なります。どんな区切りだったのか、正月休みにでも振り返ってみようかと思います。
行く年や猫うづくまる膝の上 (漱石)
同じ兄弟でも弟はしもやけになりやすく
私はそうでもありませんでした。
年の瀬、以前ほど情緒はありませんが
年内に片付けないといけないことはありますね。
とりあえずは年賀状ですが。
by そらへい (2018-12-22 22:46)
一年の間にも、いろいろなことが
起こりますね。対応に明け暮れている
うちに、こうして時が過ぎていく
のでしょう。
by 爛漫亭 (2018-12-24 11:22)