冬になると、鍋料理の話題が多くなります。ネギとか白菜とかゴボウとか、脇役の野菜がいい味になります。主役は魚でもトリでもシシでも・・・その時々でいろいろ考えられます。

  葱買て枯木の中を帰りけり (蕪村)

 なんとなく、ねぶかこうて・・・と読みたい気分です。
 ネギは古くからあったようですが、白菜が日本に伝わって、一般に普及しだしたのは大正から昭和のはじめころで、案外あたらしい野菜のようです。

 いろんなひとと、種々な鍋を囲んだ想い出がよみがえります。やはり、一緒に鍋をつつくという行為は、それだけ親密感がつよくなるのでしょう。こんどは誰とどんな鍋を食べることになるのか・・・。

#「長い付き合い」https://otomoji-14.blog.ss-blog.jp/2015-02-11