新幹線は車窓の風景を眺めるのには適していません。東海道もいつまでたっても、富士山くらいしか、見たという実感がわきません。いろんな物が見えているはずなのに・・・。


 一坂太郎『カラー版 東海道新幹線歴史散歩』(中公新書)をみると、大井川は新大阪駅から 325キロ・1時間26分、東京駅から 190キロ・58分にあるそうです。


   熱田(宮宿)から桑名へ海上を渡る「七里の渡し船着場跡」は新大阪駅から 180キロ・53分、東京駅から 334キロ・1時間31分で E席側に見え、その後ろに熱田神宮の森が見えるそうです。


 新幹線は移動の手段としか思えないのですが、あらかじめこの本で時間と、どの席側かを調べておけば、いろんな物が見えるようになりそうです。移動中の退屈しのぎによいかもしれません。


#「川を渡る」https://otomoji-14.blog.ss-blog.jp/2019-04-22

「車窓のながめ」https://otomoji-14.blog.ss-blog.jp/2014-11-13





東海道新幹線歴史散歩―車窓から愉しむ歴史の宝庫 (中公新書 1915)



  • 作者: 一坂 太郎

  • 出版社: 中央公論新社

  • メディア: 新書