J. ロドリーゴの『アランフェス協奏曲』は、第2楽章がマイルス・デイヴィスの演奏で知られています。ロ短調の曲です。


  リストの唯一の長大な『ピアノ・ソナタ』はロ短調です。音の森に入りこむような気持ちになります。


  J.S. バッハにはロ短調の曲がいくつもあります。『ヴァイオリン・ソナタ第1番』は鍵盤楽器の伴奏のうえに、静かにヴァイオリンの音が聴こえてくる瞬間は、身がひき締まるような感覚になります。


 ロ短調が好きというわけではないのですが、いろんな時にアレッと気がつきます。音階での全音と半音のならび順にどんな秘密が隠れているのでしょう。


#「音列の記憶」https://otomoji-14.blog.ss-blog.jp/2017-04-10