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晴聴雨読 [音楽]

  時節柄もあって蟄居しているので、本を読んだり音楽を聴いたり、体操をしたりして暮らしています。晴れた日には庭で日光を浴びます。桜が満開のようで、花見客が前の道を通ります。


 先日、買ったばかりの CDを聴こうとすると、雑音や音飛びがします。数ヶ月前から時々同様のことがあったのですが、CDレンズクリーナーで掃除をすると治っていたのですが、今回は益々ひどくなります。CDプレーヤーをいつ買ったのかアマゾンの購買記録をみると 2011年でした。Wikiで調べてみると、CDプレーヤーの寿命は5−6年だとのことなので納得しました。

 

 価格.comで適当なのを探しましたが、音響メーカーの浮沈は激しいようで、最初に買ったSonyや、次のONKYOには適当なものが見つかりません。サンスイはなくなり、パイオニアはONKYOと合併して事業内容が変化、トリオはKENWOODに変わって音響部門を縮小しているようです。価格が前回の機種と同じくらいのを選んでアマゾンに注文し、二日後に届きました。やっと雑音や音飛びがなく音楽が聴けるようになりました。


 エジソンが円筒型のレコードを発明したのが 1877年。10年後に円盤型ができ、それから 60年程して LPレコードができました。CDが登場したのが 1982年です。わたしが CDプレーヤーを始めて買ったのは 1987年ごろかと思います。レコードで持っている音源を CDで買いなおすのには抵抗がありましたが、レコード針も無くなってはしょうがありません。


 ビートルズに「Oldies」という LPレコードがあったのですが、どういうわけか今だに CDにはなっていません。こんなのがたくさんあるんだろうと思います。CDプレーヤーが作られなくなっているのをみると、CDの時代も終わりつつあるんだろうと感じられます。しかし、もう次のメディアに移る気力は難しいかもしれません。


 届いた CDプレーヤーで早速、ベートーヴェンの交響曲第6番「田園」をリストがピアノ独奏用に編曲したのを、C.カツァリスのピアノ演奏で聴いていると、ピアノ1台でこんなことが出来るのかと驚くと伴に、音楽の面白さが満喫できました。


#「ピアノ・ソナタの世界」https://otomoji-14.blog.ss-blog.jp/2020-05-04


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