梅はまだ [雑感]
寒い日が続いていますが、当地では今朝も雪はなく、雨でした。 2月はきさらぎ(如月)ですが、寒いので衣類をさらに重ね、衣更着だから・・・と聞くと、なるほどと思います。
しかし、「昔の二月は今の三月から四月にかけてのことで、そんなに寒いことはないのではないか。」と金田一春彦は衣更着説に疑問を呈しています。
陽気になれば、そろそろ梅畑の開花が始まる時期ですが、今年は遅いようです。 梅の実がみのると、いっせいに樹木の下に入って作業するので、ダニに噛まれる頻度がふえます。最近はダニが媒介する感染症が多く、ときおり話題になりますが、心配します。
「つつがなし」という言葉は、病気の元となるツツガ虫が無いという意味からきていると、聞いた憶えがありますが、これも怪しいようで、「ツツガムシ」という言葉より「つつがなし」の方が古いことばのようです。「つつが」は災難という意味だそうです。
もうすぐ立春だとおもうと、きもちが明るくなります。 今日の雨でインフルエンザも少しは下火になるでしょう。