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雪の世界 [雑感]

 ここ数日、各地で大雪が降ったようです。当地は南国で雪はありません。昨年は1月25日に一回だけ積もりました。その前は2011年1月31日に銀世界になりました。雪景色はめずらしいので写真に撮ったので日付が分かります。

 あまり雪国へは行ったことがないので、鈴木牧之の『北越雪譜』とか『秋山記行』で想像するだけです。十五年ほど前に金沢から北越急行で湯沢まででかけましたが、真夏でした。

 「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」は小説の書き出しとしては「吾輩は猫である。名前はまだ無い」や「いづれの御時にか女御更衣あまた・・・」に匹敵するほど口の端にのぼります。近現代小説としては驚異的です。国境は「こっきょう」と読むのか「くにざかい」なのか、意見がいろいろあるようです。トンネルの向こうは異境であった。池部良、岸恵子、八千草薫の映画も記憶に残っています。

#「ひとりし思へば」https://otomoji-14.blog.ss-blog.jp/2018-02-07

 

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