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城をめぐる話 [雑感]

 きのう、友人夫妻と久しぶりに夕食をともにして、雑談をしていましたが、驚いたのは、城めぐりを始めていて、先日、備中松山城に登ってきたと言っていたことです。岡山県高梁市の山城ですが、幕末に徳川慶喜に随従した板倉勝静の居城です。

 高梁には父方の叔母一家が住んでいて、学生のころ夏休みに、叔母に連れられて城山に登ろうとしたことがあります。途中、山の中で激しい雷雨に襲われ、もうダメかと思った記憶があります。友達は武家屋敷あとや頼久寺を見学したそうですが、頼久寺は叔母の菩提寺です。

 高梁は寅さんの映画に二回でてきます。一回はマドンナは竹下景子で寅さんがにわか坊主になるような話しだったと思います。叔父が他界して、その後、高梁へは行っていないので、映画で高梁川や伯備線の駅舎が写ると懐かしくなります。

 板倉勝静は去年の秋にわたしが白河の関跡を訪れた福島県白河の藩主・松平定信の孫で板倉へ養子に入ったひとだそうです。中国山地の小都市にも幕末の嵐は吹き荒れたようです。