聞き流していると [音楽]
きのう、いつものように車を運転しながらラジオを聴いていると、「日の出のようにそっと」と曲名紹介されて流れてきた唄は、なんか聴いたことあるな・・・と思いましたが、どうも普通は「朝日のようにさわやかに」とよばれる曲でした。
Softly,as in a morning sunrise
The light of love comes stealing into a newborn day
たしかに「さわやかに」という単語は見当たりません。どちらかといえば「そっと」がふさわしい感じです。ジャズ・ピアノで演奏しても何となくさわやかな曲調に感じていましたが、歌詞はもっとドロッとしています。
唄の題の訳は時としてイイカゲンなもののようですが、それでかえって印象がよくなることもあるようです。訳者が意識的に変えているのかも知れません。
ヘレン・メリルの歌唱でしられる 「You'd be so nice to come home to 」も「帰ってくれたらうれしいわ」でもないようです。そんな誤訳のようなものが、いろいろな領域で当たりまえに流通しているのかも知れません。
宿題のおてつだい [雑感]
夏休みで、小学二年生の孫がやって来て、九九を口ずさんでいましたが、混乱しているようでした。どうしても考えて答えを言おうとしているようです。
「ハリー・ポッターの呪文と同じで、おぼえるしかないよ」といってやりましたが、理解できたかどうか・・・。
「むかし、サザンカ キューとか、ハッパ ムトシとかいうひとがいたよ」と言うと、それはすぐに憶えたようでした。 学校でそんな名前を口走っても、先生にも意味不明なことでしょう。
山茶花究、益田喜頓、坊屋三郎、三木のり平・・・そんな世界もありました。
十年はひと昔 [雑感]
ことしはいろんな区切りの年です。
十年前にはJR福知山線の脱線事故がありました。
二十年前は阪神淡路大震災です。
三十年前は御巣鷹山。帰宅途中の車のラジオが日航機の消息不明を伝えていました。
四十年前にはサイゴンが陥落し、ベトナム戦争が終結。
五十年前に中国文化大革命が始まりました。
六十年前にわたしは小学一年生。
七十年前は太平洋戦争の敗戦でした。
十年はひと昔 暑い夏・・・。
暑中お見舞い [読書]
猛暑が続いていますが、日の暮れが早くなったのが分かります。今朝は激しい雷鳴で目が覚めました。家内は急用で朝の飛行機で出かけましたが、その頃には青空が広がっていました。
ブログを始めて一年になりますが、この間に、だんだんと視力が落ちて、文字を読むのが遅くなっています。老眼鏡をかけたり外したり、遠近両用メガネをかけたり、目薬をさしたり、苦労しています。
去年はダンテ『神曲』を読みましたが、なんとも強固な自分勝手な、つじつま合わせかと驚嘆しましたが、ことしのような眼の調子では、とても付き合いきれなかったと思います。まだまだ読みたい本がいくらでもあるのに困ったことです。
先日は S.ペーボ『ネアンデルタール人は私たちと交配した』(文藝春秋)という興味深い新刊本を買ってきました。いつから読もうかと楽しみに置いていますが、そんな置いてある本の数がどんどん増えてゆくようすは、走る気はあっても足がついてこないような感じです。息を整えてじっくり二周目のブログにとりかかります。
#「ネアンデルタール人との関係」https://otomoji-14.blog.ss-blog.jp/2015-11-23