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音楽のとりこ [音楽]

   久し振りにバッハの「チェロ・ソナタ」を聴きました。バッハの時代ですから原曲はヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロという楽器のために作曲されたものです。ここではミッシャ・マイスキーのチェロ、マルタ・アルゲリッチのピアノで演奏されています。


 音楽が流れ出すと、浮き立つようなリズム、軽やかで柔らかいピアノの音、歌にあふれたチェロの音色、新しく出来たての曲のように新鮮です。1985年の録音で今まで何回も聴いているCDですが、今更ながら感激します。


 バッハ(1685-1750)といえば何か古色蒼然とした印象がありますが、演奏の仕方によって生き生きと現代に蘇ります。アルゲリッチとマイスキーの息のあった丁々発止の掛け合いに息をのみ、ピアノの繊細な合いの手に、アルゲリッチはうまいなぁと感嘆し、チェロの深い音色にマイスキーの情感の豊かさを感じます。バッハから300年の音楽の歴史の蓄積と伴に、これこそ現代に生きる音楽だと納得させられます。


 時々こんな音楽に出会うがために、何百枚という無駄なCDを買ってしまう罠にはまってしまいます。今度こそイイのが聴けるんじゃないか、このCDは評判が良いがどんなだろう?とつい誘惑に負けてしまいます。


 音楽というのは脳内麻薬を産生させる作用があるのかも知れません。そういえば音楽にも依存ということがありそうです。いずれにしても「病膏肓に入る」というのは人間というものの面白さの一面をなしているようです。

#「音楽の捧げもの」https://otomoji-14.blog.ss-blog.jp/2020-12-18



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そらへい

感動や陶酔の記憶のある音楽をかけてみると
いつも物足りなさを感じてしまいます。
記憶のいたずらか感受性の劣化か(笑)
by そらへい (2021-03-01 20:23) 

爛漫亭

 そらへいさん、音楽は、その時の聴く人の
状態によって変わりますね。感じ易いとき、
退屈に思えるとき、10年も経ってから不意に
感動したり・・・。
by 爛漫亭 (2021-03-01 21:42) 

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