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世界を震撼させる [音楽]

   10月になっても夏の名残の暑さに、うんざりします。なんだか春と秋が短くなって、四季ではなく二季になっていくようです。夜長に音楽でもというわけでもありませんが・・・。


 ここ何年か、コパチンスカヤというヴァイオリン奏者とクルレンツィスという指揮者の評判が、あちこちで目につきます。特にコパチンスカヤについては激賞するひとと、拒絶するひととがいるようです。つい気になって両者が共演した、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲の CDを取り寄せて聴いてみました。


 一聴、チャイコフスキーってこんな音楽だったかな・・と、なにか別の音楽を聴いたような気分になりました。音の強弱の変化やリズムの強調、テンポの速さ、草原を疾走する騎馬民族を見たような感じでした。ハチャトゥリアンの「剣の舞」のような・・・どうなんかなぁと違和感が残りました。しかし、実演では求心力が強く、圧倒されるのかもしれません。


   クラシック音楽の楽しみは骨董趣味のようなもので、聴き終えると「これはいいものです」とか「これはいけないもの」とか、自分なりに自然と判断がでてきます。「なんでも鑑定団」みたいなものです。音楽を聴きながら自分の耳を試している、そのスリルが楽しみとなっています。


 だんだん演奏者が若くなって、いつのまにか新しく出る CDはほとんど年下のひとの演奏です。コパチンスカヤは1977年、クルレンツィスは1972年の生まれです。21世紀の音楽なのでしょう。そういう意味では世界を震撼させる 21世紀の「作曲家」の出現が待望されます。




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