心なき身 [読書]
今年は西行の生誕 900年ということで、近くの博物館で「特別展 西行」が開かれています。西行の書状など国宝 11件が展示されているそうです。
小林秀雄「西行」、白洲正子『西行』、辻邦生『西行花伝』など、過去に読んだ本を思い浮かべますが、西行がどういう人だったのか、焦点が定まりません。
吉野へ行くたびに西行庵の場所を案内図で確認しますが、奥まった所なので、行き着いたことがありません。高野山の麓の天野という村にも、西行堂というのがあります。そこには鬼界ヶ島に流された俊寛に仕えた有王丸の塚といわれるものもあります。
行方(ゆくへ)なく月に心の澄みすみて
はてはいかにかならむとすらむ (西行)
河内から奈良・御所(ごせ)へぬける葛城山の麓の道のそばに、弘川寺があり、裏山に西行の墳墓といわれるものがあります。あの辺りでは、今は紅葉が始まっていることでしょう。
#「白洲正子『かくれ里』のこと」https://otomoji-14.blog.ss-blog.jp/2014-09-16
西行はホント人気ありますよねぇ(〃'∇'〃)
by middrinn (2018-11-05 21:33)
近日中に博物館へ行ってみようと思っています。
どんな字なのか見てみたい気がします。分かりにくい
人物像が魅力なんでしょうか ?
by 爛漫亭 (2018-11-05 21:55)