進化の途中 [雑感]
きのうは敬老の日でしたが、もう 35年も付き合っている隣家のおばさんは、90歳になったそうです。「もうちょっとマシなもんくれるんかと思たら、しょうもないもんやったわ」と笑っていました。自治体から卒寿のお祝いが配られてきた感想のようです。九十歳以上が 200万人以上も居るご時世では、行政もそんなに良いものを届ける予算はないでしょう。
世界最高齢は喜界島に住む、117歳のひとだそうですが、あの辺の島はかっての泉重千代さんのように、長寿をもたらす条件が整っているのかも知れません。泉さんは戸籍がもうひとつハッキリせず、ギネス・ブックから削除されたそうですが・・・。
200万人以上にも驚きましたが、19人に 1人の赤ちゃんが体外受精で生まれているというのには、もっとびっくりしました。世の中は想像以上に変化しているようです。生物学的なヒトのありようが社会のありかたに大きく影響を受けているのでしょう。
社会情勢の影響といえば、「団塊の世代」というのも、その影響を受けた最たるものでしょう。しかし逆に、誕生から進学、就職と常に社会を騒がせてきて、ついに七十歳代に突入し、今後は社会保障、医療・介護等の制度を混乱におとしいれます。
それも 30年もすれば何事も無かったように消えていきます。その後には、どんな社会が生まれているのでしょう。ヒトはある日、進化している自分に気づくのでしょうか?
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