サマータイム [読書]
炎暑が続いています。G. ガーシュウィンに「Summertime」という、けだるいような子守唄がありますが、午睡にはちょうどいい曲です。いろんな人が唄ったり、演奏したりしていますが、それぞれの風あいがあります。ハービー・ハンコックの「ガーシュウィン・ワールド」ではジョニ・ミッチェルが唄っています。いなかの夏の土のにおいがする曲です。
先日、帰郷したおり、叔母たちと話していると、「あなたの『日本百名山』の本がうちに来てるよ」と言います。なにかのときに亡叔父に貸したのかも知れませんが、記憶にありません。ぼくの本箱にも有るので、また買ったのかもしれません。
義姉は「それより『花の百名山』が欲しいけど、アマゾンでも見つからない」といいます。「ぼく、持ってるよ、こんど持ってくるわ」といって帰ってきました。
調べてみると確かに手に入りにくい状態のようです。「日本の古本屋」のサイトで検索すると、幸運にも安価で状態の良いのが一冊みつかりましたので、兄宅へ送付してもらいました。
本箱から田中澄江『花の百名山』を取り出してみると、読んだ形跡はなく、とりあえず買っておいたもののようです。これを機会にとパラパラと読み始めました。炎暑の日々に山の涼気が漂い、ちょうどいいかげんです。
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