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冬の日の幻想 [雑感]

 北国ではやっと雪が降り出したようです。南国育ちの人間には雪もようというのは、何か幻想的な感じがします。

 チャイコフスキーの交響曲第1番は「冬の日の幻想」という題です。聴く機会は少ないですが、雪の降るロシアの平原を感じさせる親しみやすい曲です。高校生のころに観た映画「ドクトル・ジバゴ」 の雪の場面を想い出します。

 本屋さんに行くと数年前から、ボリス・パステルナーク『ドクトル・ジヴァゴ』(工藤正廣訳 未知谷)が並んでいます。いつも重く字の細かな本を横目で眺めながら未練がましく通り過ぎます。以前、この翻訳を詩人の荒川洋治が激賞していたのを憶えています。 長い長い小説を読み通す気力と視力に自信がありません。

 映画でジバゴを演じたオマー・シャリフが今年、他界しました。丁度、あの映画から50年が経っています。わたし自身、その当時、これからさきどんな生活を過ごすことになるのか想像もつかなかったころです。


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