居なくなったもの [雑感]
青蛙おのれもペンキぬりたてか (龍之介)
J. ルナール『博物誌』のもじりだそうですが、あの質感がよくでています。
親になった雨蛙は木の上にいて、エサの虫を狙っているので、英語では tree frog というそうです(日高敏隆)。
何年かまえ、カエルや両生類がツボカビという真菌の感染によって絶滅しかけているというような話題がありましたが、その後、どうなったのでしょう。
最近はスズメのむれもあまり見かけません。身の回りから、いつのまにか居なくなったものを、憶いだしながら数えてみるのは、不眠のときのまどろみにいいかもしれません。
虫を見に出かけたときに拾ってきたアオガエル(シュレーゲルアオガエルというニホンアマガエルとよく似た小さいやつ)を孫が飼っていて、えさのダンゴムシ採りを時々やらされています。雨の前など思わぬ大声で鳴きます。
by chonki (2015-06-17 21:57)
こんどカエルを見かけたら、雨蛙と青蛙の違いに注意してみます。どうもヒト以外の生物には関心がうすいようです。
by 爛漫亭 (2015-06-19 23:14)
カエルの同定・分類というのもけっこう難しいのがあります。私は今、採集してきたカラスアゲハに産ませた卵から出た、ミヤマカラスアゲハのような幼虫・蛹からどんな成虫が羽化するかを楽しみに待っています。人間は嫌いではありませんが、人以外の生物にもっと興味があります。
by chonki (2015-06-20 07:43)