梅雨になって、やっと気温が少しさがって、気分が落ち着きました。今年は五月から熱中症が頻発しだしたのには驚きました。
「今歳水無月のなどかくは美しき。」は伊東静雄の詩の書き出しですが、六月といえば水田をわたる風やツバメの飛翔がこころをよぎります。
こどもの頃、雨の降る路地の溝でよくみかけた紫色のツユクサや、緑色の雨蛙を、もう何年も見ていない気がします。ただ、ぼくが、そんな場所を歩かなくなっただけかもしれませんが。
やはり、この季節は豪雨ではなく、しとしとと降る、湿っぽい雨が気持ちをしずめてくれます。昨年はどういうわけか、雨の吉野山で紫陽花を眺めました。
2015-06-11 21:31
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