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チャーリー・ブラウンの勇気 [読書]

 休みが続くので愛知と千葉にでかけてきました。好天で沿線の新緑が鮮やかでした。

 ホテルのとなりの本屋さんをのぞいていると、チャールズ・M・シュルツ『スヌーピーの50年』(三川基好訳 朝日文庫)という本が目につきました。2004年に出た文庫ですが、今まで気がつきませんでした。1950年10月2日の連載開始日のものから、50年間の移り変わりが楽しめます。

 チャーリー・ブラウンをはじめて見かけたのは週刊朝日でだったと思います。1972年1月7日号から連載が始まったそうです。そのころ週刊朝日では遠藤周作の対談とか司馬遼太郎「街道をゆく」なんかが延々と続いていました。荻昌弘の映画評もあった気がします。ふりかえれば「朝日ジャーナル」にいた川本三郎が逮捕されるような事件も同じころです。

 ルーシーのような女の子にフットボールのボールを押さえさせて、走ってきて蹴ろうとするチャーリー・ブラウンの勇気を、尊敬する気持ちはいつまでも持っていたいものです・・・ルーシーはやっぱり、チャーリー・ブラウンが蹴る直前にボールをスッと移動させる!



スヌーピーの50年  世界中が愛したコミック『ピーナッツ』 (朝日文庫)


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