バイオロギング [読書]
きのうタクシーに乗ろうと思って配車センターに電話をしたのですが、ちょっと時間がかかりますとのことでした。車中、運転手さんの話しでは、春節で中国からの観光客がたくさん来ているので多忙なんだそうです。いろんな国の観光客によって習慣の違いがあっておもしろいようです。
運転手さんは五島列島の生まれだそうで、子どものころにはイルカを食べていたそうですが、生でスキ焼きにすると、少しくせがあり、塩づけにして保存食にしていたそうです。
イルカは大量にサバやイワシを食べるそうで、水産高校卒だという運転手さんによると、サバなどがとれなくなったのは、イルカを捕らないからだとのことでした。
最近、野生動物に記録計などを取り付けるバイオロギングという観察方法が発達し、クロマグロが太平洋を平均時速七キロで横断していることなどが分かってきたそうです( 渡辺佑基『ペンギンが教えてくれた物理のはなし』河出ブックス)。クジラやイルカの生態もだんだんと理解できるようになるのでしょう。
そういえば、近頃は車にもドライブ・レコーダーが付いているようですね。
コメント 0